航空関係の仕事 航空機関士

航空関係の仕事~快適な空の旅を楽しんでもらうために~

パイロットやフライトアテンダントといった表舞台で活躍する“花形”の職業だけが、航空関係の仕事ではありません。空港ではグランドスタッフ、メンテナンス現場では整備士たちが、それぞれのスキルや能力を発揮して、旅客たちに快適な空の旅を楽しんでもらうため日夜活躍しています。

そこで航空関係の仕事の中でも、こうした縁の下の力持ち的な役割を担う職業について調べてみました。ここでは「航空機関士」の仕事をご紹介します。多くのスキルや知識が必要とされる場面での活躍が、大きなやりがい・生きがいとなる仕事です。

国際航空貨物取扱士

航空整備士

グランドスタッフ

マーシャラー

航空機関士

◆航空機関士の仕事

エンジンや機体、燃料の状態をチェックし、飛行の安全を確保する

航空機関士は、機長、副操縦士に次ぐ第三のパイロット―フライトエンジニア(FE)―です。飛行機を人間の体に例えるならば、手足を動かす役割を担っているのがパイロット。呼吸や循環、消化などの内部の機能を調整する役割を担っているのが航空機関士です。

具体的には、飛行機の操縦室で、エンジンシステムを点検し、安全な飛行を確保します。搭乗前にはその機体の飛行記録を調べ、異常の有無、エンジン・機体の状態をチェックしておきます。問題点などがあれば、パイロットや運航管理者をまじえて離陸前に行う飛行計画を協議する場で報告しておきます。操縦室に入ったら、出発前に各システムの計器やスイッチの点検、操作をして調子を確かめておきます。貨物・燃料、乗客数などで機体の総重量を計算し、重心位置、離陸時のエンジン推力・速度などを決めます。離陸後は、各種計器を見ながらエンジンの機能を確認していきます。飛行状態に入ったら、電気系統・油圧系統や、操作の点検、燃料の消費、機内温度、気圧などにも気を配ります。現在の航空機は、高精度・高機能な100万を超える部品で構成されており、機種ごとのメカニズムと、最新の情報をマスターしておく必要があります。

◆航空機関士になるには?

航空機関士になるには、国家資格の「航空機関士試験」に合格する必要があります。まずは、航空会社に入り以下の2つのコースのどちらかで研修を受けます。

1.航空機関士の見習いとして、100時間以上の実地練習
2.1年以上の航空機の整備経験と50時間以上の航空機関士見習いの実地練習

その後、国家試験を受けて(21歳以上)、「航空従事者技能証明」を受けます。一般的には、この資格を取得するまでの研修は、3年程度かかります。

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